スポーツから見る歴史

サッカーWカップ初戦勝ちましたね。

日本中が盛り上がってて嬉しい限りです。

スポーツはしない、出来ないけど、

観戦は大好き。

私は小さな頃から

高校野球西武ライオンズのファンです。

今日は高校野球のお話を。

私が横浜に来てから、ビックリしたこと。

神奈川の高校が甲子園で戦ってる時間に

みんな普通に生活していることです(笑)

沖縄では考えられない。

このWカップやオリンピックの決勝のように

子供からお年寄りまで、沖縄球児が頑張ってる姿をみんなで応援します。

役所でさえ、その時間はテレビついてるし、国際通りではパブリックビューイング

まず、スーパーは人がガラガラ。

みんなその時間はテレビにかじりついているからです。

甲子園で活躍したらスターですよ。那覇空港は迎えにみんなが盛り上がります。

都会にはそういうのないんだーって寂しい思いがあります。

 

沖縄の歴史には甲子園は大きく関わってきます。

1958年、甲子園に出場した沖縄代表の首里高校は初戦で負けました。

今、甲子園で負けたチームが甲子園の土を持って帰る風物詩はその時代でも同じです。首里高校の球児達も同様に土を持ち帰りました。

沖縄で待っていたのは検閲です。

同時アメリカの統治下時代、外国の土は持ち込めないということがあり、、

船から泣く泣く、捨てる球児の姿が新聞でも話題になりました。

それから沖縄返還運動が高まって行ったのは言うまでもありません。

のちに、日本航空の乗務員女性が

あまりにもかわいそうと、甲子園の石を40個ほど集めて首里高校に寄贈し、今でもそれは碑となっています。


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 (4travel.jpのHPより画像転用)

 

私も実際に見たことがあります。

首里城公園に務めていた時、近くに不発弾がでてきて、半日首里高校に避難したことがあり、そのときに見てきました。

 

当時の球児の想いが込められています。

高校野球ファンの方、沖縄旅行のさいにはぜひ(^-^)