平成最後の終戦記念日

黙祷

 

 

全国戦没者追悼式。

 

毎年、いろんな想いがある。

今年は甲子園で興南高校が頑張っている時間に黙祷を捧げる。

天皇陛下のお言葉にも

なんか涙がこぼれる。

 

 

私は昭和生まれだし、小学校、中学校では

たくさんの沖縄の歴史を社会の時間で学びましたし、平和について、毎年、戦争体験者から話を聞く授業がたくさんあった。

母親は赤ちゃんではありましたが、一緒にいた兄を戦争で亡くしています。

 

卒業式には毎年、国旗を体育館におく、おかないで、教職員ももめていたし、

国歌斉唱は立たない先生や保護者もたくさんいた。

 

沖縄県民にとって、太平洋戦争後の

学校教育は今と比べたら考えられないくらい、本土との考え方の違いがありました。

 

平成になって30年、

今の沖縄の県民感情が緩和してきたのは平成天皇と、皇后様が、危険をかえりみず、沖縄に真摯に長く想いを寄せてくださったことが大きいと思います。

 

今月、沖縄の基地問題と長く戦ってきた

翁長県知事がお亡くなりになりました。

まだまだ、いろんな問題を抱えてながらも

強く、生きている沖縄県民にとって、

戦没者の魂への祈り、平和への願いはこれからも続きます。


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(テレビ放送より)

終戦から73年

体験者も少なくなりました。

だからこそ、受け継いで話していくことが

大切ですね。