Tokyo江戸ウィークファッションショー①

9月20日~22日  

三日間、上野恩賜公園で野外ステージで

マリエフルリールさんのファッションショーに

出演させていただきました。

一日目の衣装を紹介します。



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この衣装は大正時代の浴衣です。
モダンな幾何学模様を彷彿させるオシャレなデザイン。
袖は焼け落ちて(劣化)してしまっていたため、違う反物で袖を後から縫い合わせたそうです。


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マリエフルリールのコンセプトは
古い着物や浴衣に一切ハサミをいれない。これは着物を手作業で縫っていた昔の職人さんを尊敬しているから。

古い着物や浴衣は現代の化学繊維ではなく、良質な綿や絹を使っていますが、長い間タンスにしまわれていたり、人から人へ受け継がれていく間に
劣化、シミや虫食いなど、そのまま、ハサミで切られてリメイクして違うものになる。

そんな時代に
お着物そのままを大切に、装飾品をつけるだけで、今の洋服と組み合わせたら、世界に一つだけのオリジナルな個性的ファッションに生まれ変わらせている。
そして、装飾品を外したら、昔のまま、お着物として着れる。
それがマリエフルリールさんです。

すごいと思いませんか?

デザイナーの梅澤さんのお話を聞いて
舞台でうるうるきちゃいました…

昔、おばあちゃんが手縫いしてくれた着物。たぶん13祝い(沖縄で最初の生まれ年の祝)で来た着物まだ、実家にあるなーと、思いだしました。

そして、海外の方にも人気が出てきた着物。
ぜひ、洗えるポリエステルではなく、
日本文化である絹のお着物を一度でいいから触って着てみてほしい。
難しい着付けを覚えなくても、
昔の身長が低い日本人の着物なら、
海外の方ならトレンチコートのように
着こなせると思います。


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私も仕事柄、汚したくなくて
ポリエステルのお着物もたくさんもっていますが、
今回、こういう機会をいただき、
改めて日本文化の着物を考えさせられました。

 

初日は大人モデル4人。

平日だったので、どれくらいお客様がいらっしゃるか心配もありましたが、夕方には人がたくさん。

一日中一緒におしゃべりしながら楽屋で過ごしたので

モデル同士すごく濃い時間を過ごせました。

 


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終わってから4人で乾杯🍻して

焼き鳥と瀬戸内レモンのレモネードいただきましたよ。

(つづく)