半世紀の反省とこれから
この数ヶ月、自分の生きてきた考え方や行動を自己分析して、すればするほど考えがまとまらずに今に至る。なので、自分の整理のためにも、書いてみようと思うし50歳という節目の年に気づけたことがありがたい。
まず、今年私の周りで起きたことを年明けから並べてながら、考えてみる。
☆更年期症状の悪化
年明けから寝たきりから始まったが、その後漢方薬の処方でだいぶ身体は楽にはなったが、今こうしていろんなことを悩んでしまっている現状がもしかしたら、症状の一つで精神的なものかもしれないとも思っている。
☆幼馴染の自殺
自分から望んだもの。最初に聞かされたときは
ショックもあり、自分を責めた気持ちもある。
長年連絡もそんなにしてこなかった。
おとなしくて、自分の意見をいうタイプではなかったので溜め込んでいたのも大きかっただろう。
毎日のように一緒に切磋琢磨して、技術を磨き、師匠を支えてきた同士だったはずなのに、結婚を期に師匠と距離をとった私と、残った彼女の人生で何がきっかけだったのか、、
もう聞くこともできない。
☆トラウマの再発
世の中の性犯罪におけるニュースが相次いだことで、吹っ切れていたはずの記憶と恐怖が蘇ってしまい、夜道を歩くことも、電車で人と身体がくっつくことも怖くなっている。
まさか、この歳になってこんな状態になるとは思ってもいなかった…
☆仕事での大きな挫折
もともと、喋りのプロではないのに、
引き受けてしまったことが失敗だった…。
これまで、何度かこなしてこれたことも、要因の一つではあるが、どんどんハードルが上がり、
1日で5万個、2億を超える予算で準備したものを
売らなきゃいけなくなったが、散々たる結果。
予算の半分をなんとか超えるレベルで、大きな損害を出してしまった。
原因は私の力のなさ、これに尽きるぐらい、何も出来なかった…。
人生において、初めての大きな挫折だと思う。
☆推しの炎上
ご本人は計画的だったし、炎上も見越して起こしたことで、周りの反応にも手ごたえを感じているが、毎日ファンとして話を聞いて応援している
私には辛かった。
自分に対するアンチや誹謗中傷はなんとも思わないのに、家族が言われたらこんな気持ちなんだろうなと思うぐらい、何もわかっていない人の暴言にすごく傷ついた。
ネットニュースでいろんな芸能人がそれに対して嫌なコメントしてる人みんな嫌いになっていく…
☆親族の病気
治らないし、介護も必要。だけど、医学の進化で生かされている…。
今年見た映画『ロストケア』。
高齢化社会の荒波をいよいよ、体感する。
☆友人の死
いつ会っても笑顔が印象的で、人のために動く男の子だった。若すぎる死。
交通事故の後遺症の悪化で、急にこの世を去った。人は後何十年生きることができるかもしれないし、明日居なくなる可能性もある。
この一連の私の周りで起きたこと。が原因で、
2019年から続けてきたLIVE配信ができなくなった。今年に入ってから収益化も出来なくなっていた中で、気持ちも落ち着かない状況で、どんな話題がきても考えがまとまらない中で発信することに抵抗もある。
忖度で生きている人が多いという社会、
組織が隠してきた犯罪によって生まれた多くの被害、匿名で誹謗中傷する人で溢れている世の中すべてに絶望感を持ってしまう。
反面、自分の生き方もそうなんじゃないかという自分自身への疑念。
そんな中で、真っ直ぐ芯を持っている人を間近で目の当たりにすると、50歳になって自分の芯がなんなのか考えさせられる。
誰とも喧嘩せず、いい顔をして生きてきた。
空気を読んで、自分が円滑油になることで誰とでも仲良くするフリをしてきた。
たぶん、自己満足だったのかもしれない。
徳を積むとはどういうものなんだろう…
今、茶道を勉強している中、禅を通して、人と関わることとはどういうことなのか、地球においての自然や命の尊さ。そして、自分自身が老いることや、死に向かってどういう生き様を残せるのか。
まだまだ、考えはまとまらないし、この先もずっと悩みながら生きていくんだろう。
50年、悩みがほとんどなく生きてきた私が、今こうして立ち止まって自分の行動や言動を考えることができたのはよかったと思う。